ソフトパステル・油彩の作品や技法紹介ページです。

私は絵描きですが、日曜画家です。
専門は油彩。他にはソフトパステルも好んで使っています。
直近はiPadで描くことが多いですが、デジタル画というよりは、iPadでアナログ画を描いている感覚です。
最新の作品はブログ形式で紹介しています。
過去の主な作品については「作品集」をご覧下さい。
 
オニアのアトリエをどうぞお楽しみください。
 

YouTubeにも力を入れています。

人気の動画


作品が完成したらアップしています。
作品以外にもニュースは書いていきます。



一部の作品は制作中の写真を残しています


今から始める方は必読です
作品を例に描き方を解説しています
パステル用の道具と技法をまとめました
パステルは体に有害かを調べました



最新の日記

「コーヒー缶」60分チャレンジ

YouTube動画

制作過程と解説

今回は60分チャレンジと題しまして、60分で制限時間をつけて絵を描いていきます。

 

とはいっても、私は1日1絵で毎日描いている時は1時間で描かなくてはいけないこともあったので、感覚的には1時間という時間で描くことはできるんじゃないか?と思って取り組む企画。

 

でも、でもですね。

60分きっかりで終えるというのは少し緊張します。今までは60分で描くと決めても、描き終えてから修正とかしてからSNSにアップしてましたから。

でも今回はサインなどは別として、きっちり60分で行こうと思います。

 

5分

描き初めは色を塗って、ある程度の形を整えたらもう書き進めます。

形取らなきゃって思うけど、そこは60分。立ち止まってたら間に合いません。

10分

形を修正しつつ、色面はっきりさせました。

空き缶の顔とも言える飲み口の部分に軽く当たりをつけて形を探っていきます。

15分

飲み口はだいぶ見えてきました。

形もさらに整えて、違和感は少なくなってきました。

20分

ほとんど進んでないように見えます。

飲み口さらに書き込みました。

25分

文字入れていきます。

商品のパッケージをモチーフにするときには、この作業がやたら時間使います。

この缶コーヒーはとっても文字が目立つので描かないわけにはいきません。ちゃんと描いていきます。

30分

こんな感じって文字への当たりはつけ終わりました。かなり雑ですが、ここから詰めていきます。

35分

文字を整える作業を進めただけです。

やっぱり急いだところで、時間はかかります。

40分

文字入れはほぼ完了。

違和感残りますが、ここで残り時間全てを使うわけにはいかないので、どこまでやるかが考えもの。

45分

ボスのおじさま描いて、細かい文字入れ

やばい!時間がない!

50分

早く仕上げにいきたいところですが、細かい文字を何度も修正しているうちに時間が経過。

55分

文字入れはほぼ完了。

 

60分

時間がないので、雑なところを探して手を入れていくだけしかできません。

でもそれだけでも完成度が高く見える。

いかがでしたでしょうか?

反省したいのは文字入れに時間がかかるとわかりつつ、こんなものをモチーフにしてしまったこと。

次は自然物にしよう。

60分チャレンジは練習として優秀かは良くわかりません。筋トレとかと一緒で、画力って限界までいってからの一歩が大切な気がします。60分では限界までいきませんから、絵は上手くなるか怪しいです。

でもやる価値ってあると思うんです。

スピードと優先順位。絵描きに足りないものだと思うんですよね。60分だと、絵が良くなる最善の一手を探すことになるので、効率よく絵を仕上げるスタイルを身につけられます。

それは長い時間かけて描くえにも、良い効果があると思うんです。みんな、時間ないしね。

 

もっとも、私は最高の出来栄えよりも、たくさんの作品を描きたいので、この60分チャレンジは続けていきたいです。

クロッキー大会に参加した。さいとうなおきさんの企画

スタンプ用のイラスト

0 コメント

スタンプ用のイラスト「承知した」

YouTube動画

制作過程解説

こんにちは、こんばんは、オニアです。

今回は、自分用のLINEスタンプが欲しくてスタンプ用の絵を描きました。

 

どうやら私が使っているiPadアプリのprocreateで描いたものも、背景透過のままスタンプとして申請出来るようですので、いつもの環境で描いていきます。

 

今回は「承知した」というスタンプを作っていきます。

「OK!」でも、「了解!」でも「わかりました」でもいいのですが、おそらくは友人か部下に対して使うことが多いのではないかと思い、この文言にしました。

なかなか私らしい文言かなと思います。

 

では、見ていきましょう。

シルエットを描いていきます。

1色で本当にテキトーな感じです。

頭身比率だけはここで確認しておきます。色はこのあと線を描いていくので、明るい色にしています。

同じ画面にキャラクター「オニア君」の2面図を貼り付けておきます。これがあると、頭身の比率や、顔が似ているか?など、確認作業に役立ちます。他にもスポイトで色をコピーしたりできます。便利なので、2面図ではなくても用意すべきかなと思います。

線を使って形を詰めていきます。

私は線が苦手なので、この工程を飛ばして色を塗ってしまうことの方が多いです。

細かいところは描かないで、大きな部分の形の狂いや、いい感じのポーズになっているか?何より、いい絵になりそうか?を確認していきます。

色を塗っていきます。

かなりパキッとした色の塗り方ですが、1つの部分に1色でやっています。

目的が形を整えることなので、模様とか影とかつけてしまうと、修正が面倒になってしまうので、1色がいいと思います。

形の修正が終わったものです。

上の画像との違いがわからないかもしれませんが、よくみるとたくさんの部分が修正されていると思います。

影と線を入れていきます。

線は影と考えて入れているので、色面の暗い色で入れています。

色面の境目に必ず線を入れるかというと、そんなことはありません。

線=影と考えているので、影のないところには細い線、または線なしで表現しています。

影は1段階を基本にしています。プラスして線を影として表現します。

完成です。

背景が黒いのでわかりにくいかもしれませんが、アウトライン(キャラクターと背景の境目)だけは黒で描いています。

黒が本当に良いのかは、私も悩んでいます。

1枚の絵を描くときもなのですが、黒い線を描くと明るいところでは強烈な線になり、暗いところでは目立たない線になってしまいます。意図せず強弱がつくのは良くないと思いつつ、とりあえずどんな色とも仲良くできる黒にしています。

0 コメント

絵画とイラストの混合

YouTube動画

制作過程

今回はイラストを勉強したことを活かして、絵画として禰󠄀豆子さんを描いてみようと思います。
いや、絵画技術を活かしてイラストを描くと言うべきかもしれない。

イラストを勉強して知ったことは、イラスト界には「イラストをデフォルメせずに描く」人が居る。結構たくさん居る。ということ。
この手法は厚塗りというらしい。イラストなので人物の目は大きいし、絵画とは違うのだが、イラストのモチーフをイラスト的な技法ではなく、絵画のように描くといった感じです。
私もこのやり方でやってみる。ただし、私はイラストは初心者なので絵画としての力そのままで描いてみようと思う。

これはやっぱり「厚塗り」とは違うかもしれない。
だいたいこの辺かなという感じで、あたりをとっていきます。
この時点でイラストとは違うとわかる。

ただ、私はイラストでも色からスタートするので、いつもと差はないかもしれない。

もっと形を整えながら、あたりを細かくしていく感じで描き進めます。

基本はラフと同じです。

顔を描き込みました。

顔さえイラストならイラストに見えますね。

イラストから離れすぎないように、またイラストのように色面を分けることなく描き進めます。

書き込みを進めます。

和服の模様を描いていきますが、難しいですね。

和柄なモチーフに合わせて背景も和柄をイメージした平面背景にしてみました。

背景が暗いと頭部が目立たないこともあり、禰󠄀豆子さんのイメージカラーであるピンクに変えました。

和服の模様も描きすすめ、完成も見えてきました。しかし、模様がしっくりこないので、もっとjシンプルなものに変えようと思います。

和服の模様は先に描いて絵に貼り付けようと思います。

この辺は絵画では許されないような考え方ですが、イラストを勉強して私の考えも変わりました。

絵を描くよりも、絵を作る意識で使えるものはなんでも使おうという考えになりました。

ぺたぺたと貼り付けて、服の形に合わせて変形して、いらないところを消していきます。

これで完成です。

イラストよりもずっとストレスなく描けました。

今後、イラストをどうするかは悩みどころですが、パキッとした色面のイラストももう少し続けようと思います。

ある程度経験を積んだら、厚塗りも勉強してイラストの絵柄を固めていこうと思います。

0 コメント